2007年11月7日水曜日

Webアプリ専用ブラウザ「Prism」を使用する

Mozillaから「Webアプリ専用ブラウザ」を銘打ったアプリケーションが公開されたそうです。

WEBアプリ専用ブラウザのPrismを使ってみる
http://japan.cnet.com/blog/kichi/2007/11/05/entry_25001142/?tag=nl


どんなものかと思ってサイトを覗いてみると、嬉しいことにMac版も公開されています。
ということで、さっそく自分の Power Book にもインストールして試してみました。

ニュースを見たときに「Webアプリ専用ブラウザ」って何かと思ったのですが、Mozillaでは「based on a concept called Site Specific Browsers(SSB).」と紹介されています。特定のサイトを閲覧することを目的とした、個別のwebブラウザといったところでしょうね。

以下、Mac OS X (Tiger) でのインストールと設定のガイドです。

1. Prism をダウンロードする。
http://wiki.mozilla.org/WebRunner#Latest_version
こちらの「Install(Mac)」をダウンロードしてください。

2. ダウンロードしたアプリケーションを、「アプリケーション」フォルダに移動する。

3. Prismを起動する。




4. 下図のような設定シートが表示されるので、Prism で利用したいwebアプリのURL等を入力します。






ここで設定した内容が、アプリケーションアイコンとして作成されます。アイコンをどこに作成するのかを、「Create Shortcuts」で選択します。


後の操作は、いつものwebブラウザと変わりません。HTTP_USER_AGENT は、以下のようになります。

Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O 10.4; en-US; rv:1.9a9pre) Gecko/2007110108 prism/0.8

Gmailの受信トレイを開いた状態で、占有メモリサイズを Firefox と比較してみました。63.31M→45.81MBということで若干のメモリ節約になるようですが、実用上は両方とも起動するでしょうから、システム全体で見れば使用メモリは増加してしまいますね・・・



とりあえず、しばらく利用して使用感を見てみたいと思います。
いまは Gecko + Cocoa な Camino をメインのブラウザとして使っていますが、Gmail 等を Prism 上で常用できそうであれば、速度面で有利な Safari に戻せるかなぁと期待しています。

2007年11月6日火曜日

Gmailでメールを読む(3)検索

今日もGmailのお話。

GmailもGoogleのツールですので、便利な(ある意味マニアックな)検索が使えます。
基本的にはweb検索と同様に検索ボックスに単語を入れるだけですが、メール検索ならではのキーワードもあります。

個人的によく使っているのは以下の4つ。
 - 「from:」差出人を指定して検索できる。メールアドレスでも、表示名でもOK。
 - 「to: 」宛先を指定して検索できる。同じく、メールアドレスでも表示名でも、それらの一部でもOK。
 - 「-(ハイフン)」除外キーワードが指定できます。ありがちなキーワードで検索するときに重宝する。
 - 「subject:」件名に含まれる単語で検索できます。

キーワードは他にもたくさんあります。ヘルプに詳しい記載があります。
Gmailヘルプセンター「詳細検索を行うにはどうすればよいですか。」
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=7190


ちなみに検索ボックスに移動するための「/」というショートカットがあります。

ところで、Outlook Express を使っている人で、差出人毎のフォルダを作っているのを見かけます。これも、Gmailではアドレス帳(連絡先)から人を選択すると、その人のメールアドレスが含まれるメールが抽出されます。

2007年11月4日日曜日

Flickr, Blogger, YouTube

中国からのアクセスが規制されていた代表的なサイト、Flickr、Blogger、YouTubeが、閲覧できるようになっていました。10月末で共産党大会が終わったのに併せて、規制のレベルも下げたんでしょうか。
Flickrに関しては、以前からFirefox+プラグインで回避する方法がありましたが、いずれにせよ便利になりました(というか、これが普通の状態なのですが)。

中国からFlickrの画像を見る
http://harabou.blogspot.com/2007/10/flickr.html



Wikipedia はまだ規制されたままですので、goo Wikipedia記事検索を使いましょう。
http://wpedia.search.goo.ne.jp/

2007年11月3日土曜日

Gmailでメールを読む(2)

更に続けてGmailのお話。

Gmail では、キーボードショートカットが使えます。
「アーカイブ」ボタン、ラベル機能、スレッド表示、の三大機能が手放せないと書きましたが、常用し続けられるもうひとつの理由として、キーボードだけでかなりの操作ができるということも挙げられます。

おそらく、デフォルトでは無効になっているはずですので、
 設定 → 全般 → ショートカット
のラジオボタンから「キーボードショートカットを有効にする」を選択して有効にしてください。

以下、自分でよく使っているショートカットを紹介します。

◆一覧表示(受信トレイ等の画面)で使うもの
j・・・次(下)のスレッドにカーソルを移動する。
k・・・前(上)のスレッドにカーソルを移動する。
x・・・スレッドを選択する。
o・・・スレッドを開く。
/・・・検索ボックスに移動する。
c・・・新規メッセージを作成する。
y・・・アーカイブする。
s・・・スターを付ける。
shift+3・・・選択したスレッドを削除する。
shifut+1・・・迷惑メールを報告する。

メールをひとつずつ読みにかかる前に、一覧表示の状態ですぐに分かる不要なメール(迷惑メールや広告メール)等を、ショートカットでざくざく片付けていきます。メールマガジンやニュース等、後で読めば済むものについても、一覧上でざーっと選択してラベルをつけた上で(ラベル付けだけはマウスの方が楽ですが)アーカイブしてしまいます。


◆スレッド表示画面で使うもの
s・・・スターを付ける(外す)。
y・・・アーカイブする。
r・・・返信。
a・・・全員に返信。
u・・・受信トレイに戻る。
n・・・スレッド内の次(下)のメッセージに移動する。
p・・・スレッド内の前(上)のメッセージに移動する。
y→o・・・メッセージをアーカイブした上で次のスレッドを開く。

他に、上で挙げた「s(スターを付ける)」等も併用します。
ここでも、ラベルをつける作業だけはマウスが楽なのは少し残念なところです。


◆その他
g→i・・・受信トレイを表示する。
g→s・・・スターありを表示する。
g→a・・・すべてのメールを表示する。

「スターあり」には今日中のタスクを貯めてありますので、一段落するたびに「g→s」を押すことで、急がなければならない仕事を思い出すことができます。

余談ですが、ちょっとしたメモ等について、全て自分宛にメールして、スターやラベルをつけてToDoリスト化しています。アクションリストはとにかくメールに集約して一元管理する、という方針ですね。


その他のショートカットに付いては、Gmailのヘルプ等をどうぞ。

ショートカットとは何ですか。
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?ctx=%67mail&hl=ja&answer=6594


Gmailヘルプに載っていない便利なキーボードショートカット - Gmail Maniacs
http://www.gmail-maniacs.net/2007/03/gmail-48.html

How do actions sync in IMAP? - Gmail Help Center

GmailをIMAP経由で使う上で、重要な情報。
IMAP経由での操作が、Gmailのどの操作に対応するかがまとめられています。

How do actions sync in IMAP?
http://harabou.blogspot.com/2007/11/gmailimap.html


メモ代わりに翻訳しておきました。

IMAPクライアント上での操作
Gmail上での動作
メッセージを開く
メッセージを既読にする
メッセージにフラグを立てる
スターを付ける
メッセージをフォルダに移動する
ラベルを付ける
メッセージをサブフォルダに移動する
フォルダ階層構造でラベルをつける(「メインフォルダ/サブフォルダ」
フォルダを作る
ラベルを作る
メッセージを「[Gmail]/Spam」に移動する
迷惑メールを報告する
メッセージを「[Gmail]/Trash」に移動する
ゴミ箱に移動する
メッセージを送信する
送信済みメールにメッセージを保存する
Inboxのメッセージを削除する
Inboxからメッセージを取り除く
フォルダからメッセージを削除する
メッセージのラベルを取り除く
「[Gmail]/Spam」「[Gmail]/Trash」のメッセージを削除する
メッセージを完全に削除する

Gmailでメールを読む

続けてGmailのお話。今日は、自分の使い方をご紹介。

実は、Gmailのメールアドレス自体(***@gmail.com)をメインにしている訳ではありません。
個人用では、昔から使っているISPのPOPアカウントからGmailに転送をして、会社用のPOPアカウントからは、社用のGoogle Apps アカウントに転送をしています。いずれも、webインタフェースのメールクライアントという考え方ですね。
いずれのアカウントも、転送時にPOPサーバにメールを残す設定にしてあり、PCのメールソフトでも受信することで、バックアップとしています。

ちなみに、この「昔から使っているアドレス」というのが「(姓)@(ISPドメイン)」という非常にシンプルかつ今となっては貴重な感じのするアドレスでもあるため、なかなか捨てられません。長く使っているためか、迷惑メールもかなりのものなのですが、Gmailの迷惑メールフィルタが優秀なので、助かっています。

さて、メールの処理方法について。
大して独創的なものではありませんが、各所で紹介されている「GTD」という方法を参考に、手軽かつ実用的なところだけをアレンジして取り入れています。

ログインしてからの流れはこんな感じ。

  1. 新着メールを開く。
  2. 読む。
  3. すぐ答えて終わるようなものはその場で返信→「アーカイブ」ボタンですっきり。
  4. その上で返信を待つメールには「★回答待ち」ラベルを貼り付け。
  5. 内容によっては「★後でやる」「★いつかやる」「★資料」等のラベルを貼り付ける。
  6. 今日中に済ませなければならない要件には、更にスターを付ける。
  7. 必要に応じて、プロジェクト名やタスク名のラベルを貼り付ける。

これを繰り返して、まずは受信トレイが空になるところまで持っていきます。気持ちがすっきりしたところで、「★後でやる」等の時間のかかるメールに対して、腰を据えて取りかかります。

自分の使い方の中で特に重宝しているのが、ラベルの「★回答待ち」と「★いつかやる」の二つ。ここを見れば、仕事のやり忘れや漏れが無いかを一目瞭然で確認できるため、効率も精神衛生にも良いです。しかもメールはスレッドにまとめられて(かつ引用箇所は折り畳んで)表示されるため、過去の経緯も簡単に見ることができます。
OutlookのToDo機能なんかでも結果としては同じことができるはずですが、簡単なメモ程度しか残していなくて結局古いメールを漁り回るはめになったり、メールと連動させる操作が面倒でToDoリスト自体に漏れがあったり、ということで実用性には雲泥の差があるように感じています。

2007年11月2日金曜日

GmailがIMAPに対応した

GmailがIMAPでのアクセスに対応したというニュースを見て以来心待ちにしていたのですが、今日ようやく私のアカウントも対応になりました。各所で触れられているように、Gmailの表示言語を英語に設定してやったところ、設定画面に「Forwarding and POP/IMAP」のタブが登場してくれました。

POPを有効にしていたからなのか、設定自体は既に IMAP Enable となっていたので、さっそく Mail.app にアカウントを設定してみました。
設定は非常に簡単です。Mail.app の「環境設定」からIMAPアカウントを追加し、IMAPサーバには「imap.gmail.com」を、SMTPサーバには「smtp.gmail.com」を、ユーザ名とパスワードにはGoogleアカウントを設定するだけです。

具体的な設定方法は、英語版の Gmail Help にある「Supported IMAP Client List」で、ソフト毎の設定方法が細かく記載されています。
http://mail.google.com/support/bin/answer.py?ctx=%67mail&hl=en&answer=75726

Gmail上には既に1GB以上のメールが溜まっているせいか同期には少し時間がかかっていますが、まあ順調に動いているようです。Gmail上で付加したラベルは、IMAPフォルダとして表示されます。逆に、IMAP上でフォルダに移動させたりすると、Gmail上ではラベルが付くんでしょうね。

と、いろいろやってみたのですが、結論としては従来通りのwebインタフェースで使用し続けることにしました。

しばらくGmailをメインで使い続けているうちに、あの操作性にすっかり馴染んでしまっていたようです。特に、「アーカイブ」ボタン、ラベル機能、スレッド表示の3点は、ちょっと手放したくありません。
メールの本文を書くという一点においては、ローカルで動作するアプリケーションの方が有利ですが、考えてみれば、時間を費やしているのは添付ファイルの方であったり、判断の根拠となる資料を集めて考えを練ったりする部分であり、さらにwebブラウザと外部エディタを連携させてしまえば、不便な入力フォームに縛られることもありません。
改めて、よく考えられたインタフェースだと感じます。

さて、あとは、ローカルに残っていたメールをIMAP経由で順次アップロードするくらいでしょうかね。
なかのひと