2007年12月31日月曜日

年越しにあたっていくか

今回の年越しは、本当に久しぶりに実家に戻っています。

仕事がちょうどひと山を越えたこともあって、思い切って11連休を取り、息子を連れて帰ってきました。祖母にもようやく曾孫の顔を見せることができ、人生の中の一仕事が片付いた気分です。

11月、12月と、中国以外の国への新規ライン立ち上げがあり忙しく働いていました。この時にもいろいろと面白い経験があり、ちょっと時が試算したくなるような良い仕事ができたこともあって、いずれ文章にしたいなと思います。

中国での事業については、二つの大きな環境変化がありました。
おそらく中国のほとんどの日系企業が影響を受けたであろう、法人税率の変更と2008年からの労働法改正です。前者は、これまでの外資系優遇を改めて国内企業と同じ基準での課税をしようという施策の変更で、後者は労働者を保護するために企業への規制を強めた法改正となります。
オリンピックイヤーを迎え、国内市場の成長を背景にした「世界の工場」脱却に向けての一歩かと思います。が、掘り下げると様々な課題が見えてくる非常に興味深い話でもありますので、これもまた将来的に詳しく触れてみたいと思っています。


私の実家はネット環境も無い田舎の家なのですが、携帯電話のX01HTと、ZEROProxyというソフトの組み合わせで、昔懐かしいダイヤルアップ程度の速度でwebアクセスを確保できました。そんな田舎のことについても、いま改めて客観と主観の入り交じった視点から眺めるとずいぶん面白いことがたくさんありましたので、またいずれ。

さて、とりとめも無くなってきましたのでこのへんで。皆様、良いお年を。

2007年11月23日金曜日

中国からblogspot.comへのアクセス

もうすっかり年中行事と化していますが、また中国から blogspot.com へのアクセスが遮断されているようです。なぜかブログ管理用システムがある blogger.com へのアクセスは過去一度も(自分の経験している範囲ですが)遮断されたことが無く、おかげでこうやって投稿もできているわけですが。

中国の道徳状況

今日は、福島香織さんの「中国の女性人身売買」というエントリから。

李楊:中国人の人間性、仁の欠如。そうそう、最近こういう事件もあったね。南京市でおばあさんが車にぶつかってこけて足を折った。通りがかりの親切な人が、同情して彼女を病院につれていってあげたら、そのおばあさんは、その親切な人が自分にぶつかったから足を折った、と裁判所に訴えて、その人、結局治療費の半額を払わされた。
親切な人は自分が彼女にぶつかったのではない、と主張しても証明できない。裁判官は親切な人に言ったそうだ。「君がぶつかった犯人ではないなら、どうして彼女に親切にしたんだ?」。中国の道徳状況は、すべてがこの調子だ。

http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/395966

先日は、子育ての局面で触れる中国社会について書きましたが、一方ではこういったことも、中国で暮らす日々の中では実感させられます。機を見るに敏とでも言うのか、この記事に挙げられているような「落ち目」の相手に対しては、我が身に累が及ばないように遠ざかることを徹底しています。

通勤中などで、週に一度くらいは必ず交通事故の現場に出くわしてしまうのですが、ギャラリーは多数なれど皆遠巻き。たとえ人身事故であっても、誰かが救急車を呼ぶ訳でもなく、あくまでギャラリーとして眺めているだけです。

ま、そんなギャラリーの輪の外で傍観しているだけの自分もいる訳ですが・・・。

李監督が「国内版と国際版では結末も違うよ」に対して、福島さんが「国内版は共産党や警察が正義の味方で、ヒロインを救出して大団円なんだと想像。」、これ凄く分かります。テレビのドキュメンタリーなんかがこんな感じで「演出」されているのをよく見かけますので。


余談ですが、李監督が「ヤミ炭坑を体当たり取材して、「危うく殺されそうになった」とも語っている。」と語っており、福島さんも取材を断念したと述べられているように、本当に危険なところのようです。

石炭王国中国で起きた惨事 「ヤミ炭坑主と悪徳役人」が記者を殺す
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070131/118083/


この事件も「悪徳な地方役人を厳しく取り締まる中央政府」といった構図で報道されていたように記憶しています。分かりやすい・・・。


更に余談を重ねますが、中国の炭坑事情については、NHK BS で良いドキュメントが放送されていたようです。

中国の炭坑残酷物語
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20070411

自転車のパンク

通勤自転車の後輪をパンクさせてしまいました。

通勤路の途上でまたぞろ大規模なマンション建設工事が始まり、路上には砂利を盛大にばらまいてくれているのですが、その中の鋭利なかけらを踏んづけてしまった模様。

チューブだけでなく、タイヤのガワまで1cmほどざっくりやられていました。当初は単なるスネークバイトかと思ってチューブ交換で済ませてしまったため、エアも入れ終わって手を洗っていたところで盛大な破裂音。Bromptonという折りたたみ自転車の、少し珍しいタイヤサイズのため、わざわざ日本から持ってきていた予備のチューブを一本無駄にしてしまいました。

タイヤ(ガワ)の方は予備の持ち合わせがありませんので、あえなくリタイヤ。とりあえず、明日からは妻のDAHONが通勤の脚です。

子育てと社会

子飼弾さんの「貧乏な社会で子を産むな」で触れられている、中国での子育てについて。


我々一家は、かつて中国で暮らしていたことがある。まだ次女は生まれていなかったが、長女は当時二歳。外国慣れしている私と違って、妻の方は海外の長期滞在は初めてで、さぞ大変だろうと周囲に思われていたが、実は日本よりもずっと楽だった。食事の時は、店の小姐(シャオジェ)たちが何かと娘をかまってくれるので夫婦で落ち着いて食事はできるわ、保育園は24時間いつでも娘を預かってくれるわで、子供がいても大人の時間を削る必要が実に少なかった。「それは外国人の特権では」というとそうでもなく、私の部下である中国人社員達も、あれやこれやで子供の面倒を社会が見てくれたおかげで、既婚者も独身者も同じように働いていた。それを寂しいというものもいたが、他方で既婚者であることが、特に妻の側の不利にならないという点においては日本とは比較にならないほどの男女同権社会だったように思う。もちろん楽なことばかりでなく、配偶者や子がいるからといって仕事を軽減してもらえないという点においては日本以上に厳しい社会であるのだが。おかげで当時は妻にも仕事を手伝ってもらうことも多く、私の方も楽だった。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50955373.html


現在その中国で子育て中の身ですが、同様のことを実感しています。

妻の両親が、故郷から遠く離れた不案内な土地であるにも関わらず、わざわざ夫婦揃ってこちらに滞在して子供と家庭の面倒を見てくれています。
おかげで、妻はわずか3ヶ月で職場に復帰しました。この程度の期間であればブランクが負担になるほどのこともなく、おおむね順調に元のポジションに戻れているようです。

私ももちろんずいぶんと楽をさせてもらっています。子育てや生活面での手間が軽減されることに加え、年長者が常に傍にいてくれることで、精神面での支えにもなってくれています。会社に出てばかりの私でもそう感じるくらいですから、おそらく妻に取っては相当な支えになっていることでしょうね。

そんな両親を支える血縁者や近隣の人々の存在があります。

出産の前後には、妻の故郷からたくさんの親類縁者が駆けつけてくれました。また、こちらの土地に不案内な義父母に対して、ご近所の方がいろいろと気を使って声をかけてくれています。

私が外国人だからでもない、駐在員の経済的な優位性があるからというわけでもない、「社会が面倒を見てくれる」ことのおかげだと感じています。弾さんも触れられているように、私の会社の社内でも、収入や地位、出身地に関わらず皆それなりに出産し、子育てをしながら元気に働いているように見えます。


とても共感のできるコメントがありました。

べつに、国が子供を育てないんではなくて、子育てというものが、日本では純粋に個人化
されているということでしょう。
おそらく、弾さんのお子さんを預かった中国人の家庭では、そのお子さんを自分の子供と
同様に叱ったり躾けたりしたでしょうし、また、レストランであやしている最中に何か事故っ
たりしても、たぶん“没法子”で済まされたのではないでしょうか?


中国人の感覚の中に、「お上のしでかすこと」も含めた「人知の及ばぬ天災」への諦観があるように感じています。それが、他人に過剰に求めることをしない、まさに“没法子”の境地、そして逆説的ですがそれに抗うための市井人の知恵(?)としての人のつながりなのでしょうか。
そして、これは決して日本人もかつては持ち合わせていた感覚でもあるように思うのですが、どうもわずかな名残を残しつつ消え去りかけているように感じてしまいます。

2007年11月13日火曜日

Googleニュース日本語版のAtom/RSSフィード

Google Reader のフィードが少し整理されたところで、欲を出してニュース系のフィードを追加してみることにしました。主要新聞社のニュースについては既にメルマガを購読していますので、毛色の違った物を探していたところ、良い記事に行き当たりました。


Googleニュース日本語版のAtom/RSSフィード

http://d.hatena.ne.jp/Gimite/20061205/1165287606


こちらの記事を参考に、Googleニュースのフィードをいくつか追加してみました。


せっかくですので、GoogleニュースのフィードURL一式をまとめておきます。



Google Reader のフォルダ分け

今更気づいたことなのですが、Google Reader でフィードをフォルダに振り分ける際に、複数のフォルダに所属されることができるんですね。1年以上使ってきましたが、今まで気づいていませんでした。一見ツリー状に見えてその実網状というあたりが、Googleらしいなと感じさせられます。


実は、フォルダ分けの機能自体もつい最近に使い始めたばかりです。


今まではフラットなままで上のフィードから順に読んでいくような使い方をしていたのですが、登録フィードが200を越えたあたりからはさすがに一日で読み切れないことも多くなってきました。余り熱心に目を通す必要のないフィード(ニュースサイト等)は後回しにしていましたが、それも面倒ということでフォルダ分けに着手してみた次第です。


とりあえず、ニュースサイトと写真系のサイトを別フォルダに納めました。

ニュースサイトの方は「リスト表示」にしてめぼしい見出しのみ開いてみる形に、逆に写真系のサイトは時間のあるときに撮っておく、というような使い分けです。

複数のフォルダに所属させられることがわかったので、もう少しフォルダ分けを工夫してみようかなと思います。

なかのひと