2008年2月10日日曜日

新年の景色

TakNakayamaさんから頂いたコメントに返信しようとしたところ、またしても中国から blogspot.com へのアクセスが遮断されてしまっていましたので、新たにエントリーを起こすことにしました。


餃子に囲まれて迎える新年がどんな風景になるのか、想像をたくましくして楽しませていただきました。見た目や習慣は日本と全然違っても、新年を迎える厳粛な心には国を超えて共通するものがあるのでしょうね。


自家製餃子にも地域性があるようで、うちの義父母の作る物は南方のものとでも言うのか、小ぶりの一口サイズで野菜が多いタイプのものです。


新年の空気というのは、日本ともどことなく似ているなと感じます。皆実家に戻って家族水入らずの年越しで、車や人が減った街の景色は、少し懐かしくもあります。工場等もほとんどはお休みになりますので、澄みかえった青空が見えるあたりもそっくりです。

テレビ番組は、過去の年越し番組を繰り返し流したり、映画が多かったりと、かなりお正月モードとなります。日本に例えると、昔の紅白を何年分も再放送しているような感じです。


今日は、半年前に北京に移動になった元同僚夫婦が、里帰りの足で遊びにきてくれました。慣れない環境での苦労は絶えないようですが、元気に頑張っているようで何よりでした。


新年早々の小さなトラブルが発生。以前から調子の悪かったキッチンの下水が逆流してきてしまいました。慌てて管理会社に電話すると、こちらはちゃんと当直の方がいましたので、すぐに配水管の掃除をしてもらえて解決しました。建物が古く、水回りの老朽化は特に激しいようです。


新年早々トラブル

昨日のことになりますが、会社で設備故障があり、慌ただしい年明けとなってしまいました。


せっかくのお正月ですから、会社全体をお休みにしたいところなのですが(管理職的には、休日出勤で給与が3倍になってしまうという理由もありますが)、日本向けのどうしても止められないラインがあるので最低限の規模で稼働していました。


と、朝一番、当番の人間から「○○が動かない」との電話があり、症状を聞いているとどうやらどこかの機械が故障してしまった様子です。慌てて当直の設備担当者に連絡をしてみたところ、なぜか「いま自宅なのでタクシーで現地に向かいます・・・」とのこと。え?と思いながら、とにかく急いでもらうよう伝えて、自分も自転車を飛ばして現場に向かいます。


トラブル発生から1時間ほどしてようやく設備担当者が到着、いくつかの対処を行ってトータル2時間で仮復旧となりました。


復旧後のあれこれが一段落したところで、なぜ当直者の彼が自宅に居たのかを尋ねてみると、どうやら彼の上司から「自宅で待機して問題があった時に呼ばれたら出社すれば構わない」という指示を受けていたとのこと。お正月のシフト勤務は毎年のことなのですが、この数ヶ月は大したトラブルも無かったことから、勝手にそういう解釈になってしまったようです。


気持ちは分からなくもないけれど、事前に一言相談して欲しかったなぁ。


2008年2月7日木曜日

2008年の春節

今日は旧暦の元旦、今年もまた春節がやってきました。去年までは同僚達と集まって騒ぎながら過ごすのが通例でしたが、今年は息子と義父母もいるため、家族揃っての中国式の年越しとなりました。
ゆうべは年越し蕎麦ではなく年越し餃子を食べながら紅白に似たテレビ番組を見ながら家で静かに過ごすあたりは、日本とも似た雰囲気です。お楽しみの花火と爆竹も、今年は観戦だけで我慢しました。
ちなみに餃子は噂の冷凍モノではなく皮まで全て手作りです。私の周囲ではこれが普通。味の好みもありますが、特に義父母の世代は既製品をあまり信用しないようです。
今日は残念ながら仕事があるので出社しました。元旦らしく道路も空いていて街も静かで、のんびりした一日になりました。
今の住まいは妻の実家とは少し離れているため、お墓参りも親戚回りも無し(中国でもこれがけっこう大変)。初詣も当然ありませんので、本当に静かな静かなお正月です。
なかのひと