今日の新聞一面トップは今年の豊作を告げるもの。
何かと暗いニュースが続く中、少しほっとする報せです。
個人的にはこれで日用品の物価が落ち着いてくれると嬉しいのですが、ただでさえ現金収入の乏しい農家にはつらい話かもしれません。
製造業でも工場閉鎖が続いているようです。
日本のニュースでは「倒産が相次ぐ」と報道されることが多いようですが、これはどちらかというと中国人経営者の店じまいの早さの表れでしょう。風向きが悪いと見るや傷が深くなる前に工場を畳んでしまって、それが悪いというわけではありませんが、割を食うのは工場で働いている人たちという図式となってしまいます。
ちなみに、先日発表された景気対策は、こういった人々を対象とした大規模な公共事業による雇用創出が軸となるようです。かなり思い切った施策ではありますが、なにせ「上に政策あれば下に対策あり」のお国柄だけに心配なところもあります。